塾長日記

2015/12/15 学習塾の先生が生徒を叱るのは難しい?

学習塾の先生が生徒を叱るのは正しいのか?

そんな業界向けのコラムを拝見しました。

保護者の立場からすると

子供がよくない事をしたら叱るのは当たり前でしょ?

そう思われると思います。

当然です。

ですが、実際難しいんですよ。

悪い評判を立てられたくないし、何より生徒にやめられたら困る。切実です。

よ~くわかる。

 

そのコラムの結論は厳しさがあって、その上で優しい先生になろうという事です。

厳しさはなくちゃいかん!昔いた近所の厳しいおじさんのように!

そのうえで優しい先生が支持される。

かなり同感です。

 

褒めて育てる!

素晴らしい事です。私もそうしているつもりです。

ただ、私は褒めるだけじゃいかん!叱るときは叱る!この振れ幅が先生のキャパであり、大事だと思ってます。

褒めて褒めて、それで教室の秩序が守れるのであればそれに越したことない!

ですが、実際そうもいかない。少なくとも私には無理です。

 

私は普段は(生徒がどう思っているかはわかりませんが)優しいというか、気のいいおっさん先生でいたいと思っています。

ですが、周りに迷惑をかける行為については容赦ないです。

当塾の場合騒がしいという事です。真面目に勉強しようと思ってきてくれている生徒の邪魔です。

その場合は遠慮なく叱りつけますし、場合によっては帰らせます。

 

当塾は静かに自習が出来る塾であるという事を謳っていますし、それを期待して入塾してくれている生徒が多い。

ウリにし、期待されている以上その質には人一倍こだわらなきゃいかんと思っています。

入塾前の時にもその旨は必ずお伝えします。うるさかったら強制で帰らせます!と。

 

恐らく塾生は、授業中にうるさくしさえしなければ、そこまで叱られることはない・・・という意識が働いていると思います。

普段は仲良し二人組、一緒に塾に来ても自ら離れた座席に座ります。

きつく叱られて学んだという事です。それでいい。

 

以前ブログでも述べましたが、優しいだけじゃダメ!厳しいだけでもダメ!どちらにも大きく振れる事が出来る!

その振れ幅の大きさが先生のキャパだと思います。

 

そもそも今は叱られたことも叱ったこともない先生が多いそうです。

勉強が出来てもそれじゃあなあ~

普段は楽しくて、でも怒った時はめちゃ怖い!ですが叱られた理由は明確だからしゃあない。

生徒がそう思えるような振り幅の広い塾長でありたいと思います。

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