塾長日記

2018/03/21 ただの自己満足ですが。

塾の経営って毎年同じ事を繰り返す仕事です。

毎年反省して当塾なりに翌年に活かしてきているつもりです。

なのでどこもそうだと思いますが、完成度は上がって当然です。

 

ただの自己満足ですが…

今年の中3受験生。上手くまわしていけたなあと思うのです。

 

冬休みを毎日実テ形式にしたのは去年やってみてかなり成果が出たからです。

今年は府立V模試を外部受験にしました。

去年は学年末テスト明けに行ったのですが、少し遅かったなあと思ったからです。

府立の問題の難しさを早めに感じてもらえましたし、それで正解でした。

皆で一斉に受験しに行かせた事で一体感も出て来ました!

来年もそうしよう。

 

そのおかげで保護者懇談も余裕を持って行う事が出来ました。

 

チャレンジした生徒にもどれだけ厳しい勝負になるか?しっかりとお伝えする事も出来たと思います。

その上で、十分に考えて検討した上でチャレンジする事を決めた生徒の選択は、結果どうあれ間違っていなかったと思います。

 

今年はそっくり模試を4回行うことが出来ました。

去年はありませんでした。

教材展で今年見つけたのですが、とても良かったです。

毎回個票を作り、どれだけ目標に足りないか?可視化する事も出来ました。

初めは全く予想合格最低点に手が届かなかった生徒も回を追う事に目標点数に近づいてきました。

頑張れば届くかも!

生徒達はそう思えたから頑張れたと思いますし、私も生徒達の成長を感じることが出来ました。

 

かなり厳しいと思われる生徒でも

ひょっとしたらいけるんちゃうかなあ?

と思わせてくれました。

 

ただの自己満足なのですが、効率も量も追えたと思います。

 

ですが、全員合格とはいきませんでした。

結果が全てです。

 

チャレンジした生徒の成長をかなり感じる事が出来ていただけに、結構きつかったです。

私が想定した予想最低ラインも多分ほぼ間違っていなかったと思います。

そんな結果でした。

 

個人的には失敗した生徒の方が長い目で見れば良い経験をしたと思います。

不合格が良いと言うのはおかしな話ですが、長い目で見たらそれでいいと思います。

チャレンジを決めてがむしゃらに頑張れた事が勝ちですし、成長です。

 

その話は受験前に生徒にも伝えています。

もちろん合格した生徒は立派です!

成功体験を積むことが出来ました。

 

全員合格していないのに自己満足?

は?

とてもとても失礼で無礼で無責任に取られる発言に思われるかもしれませんが…

 

生徒たちはよく頑張ったなあと思います。

 

もちろん塾である以上生徒全員が志望校に行けるように全力を尽くすのですが

だからと言って無難な選択はしてほしくないし、それを押し付けたりはしない。

結果的に生徒が笑顔で次のステージに進んでいけるよう、成長出来る様導いてあげる。

 

そんな教室でありたいと思います。