塾長日記

2022/07/19 算数の文章問題と日常での生活がリンクしない。

100円のアイス3つ買って1000円出したらお釣りいくら?

 

700円!

 

どうやって計算した?

 

簡単やん!1000円-300円!余裕!

 

ほな100円のアイスa個買って1000円出した時のお釣り出す式求めよって問題で何で割り算出てくるねん?

 

1000÷a×100と解答した中1生徒との会話です。

 

ほんまや!と二人で爆笑しましたという話なのですが・・・

笑い話でもありません。

 

勉強で出てくる数字が実生活とリンクしないと言うあるあるです。

 

定価3000の商品を2割値引きして販売しました。いくらで販売しましたか?

という問題。

 

6000円!

 

いやいや…

お買い物に行って

定価3000円の商品今だけ2割引き特別価格!

何と6000円!

と言われたら、何で高くなるねん!!おかしいやろ!

 

と気付きますよね。

 

同じ時速で前問より長時間進んだのに進んだ距離が短い。

秒速求めたら忍者の如く速い。

 

枚挙にいとまがありません。

 

本来実生活を豊かにするために勉強しているはずですが

勉強で出てくる数字が実生活の感覚とリンクしない。

 

勉強で出てくる問題文の中での出来事はファンタジーなのだと思います。

 

もったいないですね。

 

数字や言葉の何となくの(数量)感覚。

明らかにおかしいと思う感覚。値引きしたのに高くなるはずない!という感覚。

磨いて欲しいです。

 

そういえば。

 

何かのニュースで

今はアプリや電子マネーで買い物するので、お釣りの感覚がわからない子供が増えている。

と聞いて驚いたのを思い出しました。

 

私自身のこれくらいは当たり前だろうというの感覚も古いのかもしれません。

 

私自身もアップデートが必要です。

 

中々難しい問題なのかもしれませんね。

 

9/10と2/3

 

どっちが大きいですか?通分しなくても瞬間的にわかりますか?

 

どうでしょう。