塾長日記

2022/12/22 大事なことを本当に伝えたいのならば・・・

学生時代、面白い塾の先生がいました。

学校の先生をしていたけどやめて塾の先生をしていた方でした。

 

とにかく口が悪い!

下ネタやお下品な話もよくしていたので、生徒からの評判は真っ二つでした。

私は大好きでした。

 

大学を卒業してすぐ教師になったやつはただの世間知らず!

アホなのになまじ先生とか言われるから勘違いする!

 

教師って結局テストの点数が良ければ誰でもなれるけど、喧嘩もしたことなくてストの点数がよかっただけのやつが

子供に慕われるわけない!そりゃ舐められるで。

 

部活の試合でよそ見していた線審に明らかに間違った判定をされ、抗議して大暴れしたら教師なのに退場になった話とか。

 

とにかく話がめちゃ面白くて私は大好きでした。

 

そんな個性的な先生でしたが、タメになる、良い話もたくさんしてくれました。

その中で今でも自分の指針になっている先生の言葉があります。

 

アホな教師は自分が一度話をしたら全部伝わって理解してくれたと勘違いする。

一回しか話していないのに、その話は子供が理解している前提で話を進めるから伝わらんねん。

子供は???だし、教師は前言ったやろ!!!

って。そりゃ噛み合わんって。

教師の言うことなんて誰も聞いていないって。

そう思って大事なことは何回も何回も話をせなあかんねん!

それでもほんまに伝わるかはわからんけど、そこまでは責任もって話せなあかんねん!

 

そんな内容でした。

 

本当にそうです。

 

その指導のおかげで、

 

前にも言ったような気がするけどもう一回言うな。

 

何回も同じ話ばかりするんやけど、大事な事やからもう一回させてな。

 

多分いろんな子に同じことばっか言ってるから、何回か聞いたことあるかもしらんけどもう一回言わせてな。

 

枕詞のように意識して使っています。完全にその先生に教わったことです。

 

社会人時代、部下や同僚にも同じように話をしていました。

 

教師の言うことなんて・・・

 

教師というところを自分の立場に置き換えてもスッと入ってくるのではないでしょうか?

 

上司の言うことなんか・・・

 

先輩の言うことなんか・・・

 

親、父、母・・・

 

少しは謙虚になれるかもしれないですし、自分の言葉に責任を持てる様になるかもしれません。

 

くどいんですけどね。

 

くどいなあと思われているかもしれないですが、大事なことは何回も伝えていこうと思います。

 

※来春用のチラシが完成しました。年明けから近隣に配布する予定です。

特に新中3生(現中2生)の方は現時点で制限人数間近なので募集人数を制限させて頂いてます。

気にして頂ける方はチラシがお手元に届く前でもお気軽にお問い合わせください。