塾長日記

2016/04/27 社会に出て使える大人を育てる為に必要な事は?

昨日紹介した学力の経済学と言う本(こちら)のネタを続けます。

 

著書によると社会に出て使える大人になるか?に関して学歴は全く関係ないそうです。

同感です。

 

使える大人というのは非認知能力で計る事が出来るそうです。

非認知能力とは

「自制心」「忍耐強さ」「社交性」「誠実さ」

と言った自己管理能力です。躾!

学力とは全く別の要素です。(ちなみにIQや学力テストで計測出来る能力を認知能力と言います)

 

大学入試のテストの成績よりも高校の時の提出物の提出状況や授業に対する積極性などの評価が高い生徒の方が

圧倒的に大学の中退率が低く、社会適合性が高いというデータがあるそうです。

 

当たり前の事を当たり前に出来る能力です。

 

くだらないと思う様な課題、どうでもいいと思う様な行事。

積極的に前向きに取り組むことが出来るか?

そういった経験を積み、非認知能力を鍛えるのが学校という場なのでしょう。

学校生活が社会性を鍛えるという点においていかに重要であるかがわかります。

軽んじてはいけない。

 

学校の授業や行事を疎かにして習い事やクラブを優先するというのもよくないそうです。

話逸れますが小学校の時に(中学受験の)勉強したいからと言って冬のスキー遠足を欠席した同級生がいましたが、こういうの最悪(笑)

彼がその後どうなったのか知りませんが(笑)

 

そう考えると塾と言う場は認知能力(のイチ要素)を鍛える場という事になるのでしょう。

認知能力を鍛えるという点においては圧倒的に学校より勝ってなければいけない訳です。

 

ですが、私としては生徒の非認知能力を鍛えてあげたい。そういう場を目指したい。

 

普段からその辺はかなり意識して接し、話をしているつもりです。

ただひとつ。当塾のルールで見直しが必要だなあと思う制度があります。

制度が悪いというよりは運用方法ですかね?前々から思ってはいたのですが・・・

 

その辺りもこの場で話していきたいのですが、長くなりそうなので次回に続く・・・にしたいと思います。

 

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