塾長日記

2016/07/14 原因は国語力です。

中学生の方程式の文章題。

十の位と一の位を入れ替えた自然数はもとの自然数より18小さい

と言う問題。

もとの数字と入れ替えた数字どちらが大きいかがわからない。

なのでどちらに足したらいいか?引いたらいいか?がわからない。

 

英語の問題

同じ意味になる語をいれなさいと言う問題。

 

I'm  not  as  tall  as  Tom.

Tom is  (        )  than  I.

 

A is not  as  ~  as B

AはBほど~ではない(私はトム程背が高くない)と訳すことはわかっているのに

(  )がshorter なのかtaller なのかわからない。

 

小学生の算数の問題

赤いテープ(5m)の長さは白いテープ(2m)の何倍ですか?

2.5倍なのか0.4倍なのかわからない。

引き算(5-2)して3倍と言う答えも珍しくありませんが(笑)

 

お察しの通りこれ全て原因は国語力です。

 

昨日叔父の家に私は父と一緒に行きました。という文

 

どれが主語でどれが述語?

と聞いてわからない中学生結構多いです。

 

あえてちょっとだけややこしい文にしてみましたが

私は昨日野球をしました。

と言う文章でも述語は何か?問うと

昨日?

違う!

野球を?

違う!

しました?

もうそれしか残ってないやん・・

 

あるあるです。

 

(文章を)書けない(人前で)話せない(文章や相手が話していることを)理解出来ない・・・

これじゃあ社会に出てコミュニケーションがとれません。

受験とかではなく社会に出て一番必要な事だと思います。

 

日々の会話でもきちんと主語述語を意識して会話する。

メールの文章をきちんと推敲する。

きちんと(自分の感情や意見を)説明をさせる。

そんな事でも訓練になるそうです。

 

確かに、今やスタンプで会話出来ますしね(笑)

便利な世の中が弊害だと言ってしまえば実も蓋もないのですが。

 

私も言葉がきれいな方ではないので意識していきたいと思います。