塾長日記

2016/09/27 親の対応一つで子供の興味が大きく変わる。

少年野球ネタの続きです。

息子の同級生が今月から体験に来ています。

 

その子は野球の事を全く知らない。

投げ方も打ち方も、打ったらどちら向きに走るのかも知らない。

右利きなのに右足を上げて投げようとしたり打とうとしたりね・・・(笑)

そんな状態で体験に来るくらいなので恐らくお父さんが何とか野球をさせたいのだろうと思います。

 

昨日のブログでも述べましたが練習の一環でミニゲームをしました。

その子、ランナーに出たのですがチームメイトがヒット打ったのに走らない。

味方が打ったら2塁に走るんやで!

私はファーストをしていたので教えてあげたのですが、今度はセカンドがボール持っているのに3塁に走り出してアウト!

もうネタの様な話(笑)

 

そのチームは負けてしまいました。

昨日も述べましたが、負けたのが悔しくて泣く子もいる始末。

皆お前のせいだ!となる。

もちろんチームプレイだという事をコーチも説くしそれ以上にはならない。

子供達もそれ以上責めることもなかったのですが・・・

 

その保護者さんは朝子供をグラウンドに連れてきて、すぐに帰ってしまったのでその様な状態だったことをしらない。

今日の状況を見ていれば、少しくらいルールを教えてあげないとまずいな、このままじゃ野球したくないと言い出すかもしれないな?

と言う事を感じとれると思います。

 

もちろんその状況をわかった上で自分で何とかしろ!と言う教育方針ならそれはそのご家庭の考え方です。

わからなくて困るのなら自分で勉強しろ!嫌ならやめろ!

それもOKだと思います。

わかった上であえて手を貸さないのと知らないのは状況が違う。

 

チームとしてもメンバーが全く足りないし一人でも多く部員がほしいんですよね。

せっかく体験に来てくれた子には楽しんでほしいしチームに入ってほしい。

コーチは必死です。懇切丁寧に手取り足取り上手に教えてあげていました。

まだ1年生だし子供ってすぐに上手になりますしね。

そこに行く前に嫌になってしまったらもったいない。

 

必要以上に親が関与する必要はないと思うのですが、親の対応ひとつで好きにも嫌いにもなると思います。

それを実感した今回でした。

 

うちの塾生でもクラブや習い事を一生懸命頑張っている生徒いっぱいいます。

親としてどのように接して育ててこられたのか?

生徒は嫌になったことがないのだろうか?やめようと思った事はなかったのだろうか?そのときどう考えて結果的に続けたのか?

こちらが教えてほしいなあと思いました。

 

機会があれば色々と質問攻めしてみたいと思います。

そう考えるとうちの塾生、頑張っている子多いな~

なんかうれしいです(笑)