塾長日記

2016/11/17 私が中学生の時と現在の違い。中学校と塾との関係性について。

たまたま目にした同業の方(府外の塾経営者の方、私は全く存じない方です)のブログのネタを拝借します。

 

授業を全く聞かない、言う事全く聞かない、そんな一部の生徒にぶち切れした中学校の先生が授業をボイコットしたそうです。

確かに今の中学生、たちの悪い生徒はかなりたち悪いですし、先生の言うことを聞かない生徒は何を言っても言う事聞かないでしょう。

その先生に限らず今の中学校の先生は諸々かなりやりにくいと思います。

昔の先生は平気でブン殴っていましたしね(笑)今はそうはいかない。

大いに推測出来ますし同情もします。

ですが、ボイコットしたらいかんでしょう。

ただの職場放棄です。

 

ふと自分のときはどうだったかなあ?と思い返してみました。

私が通っていた中学校は特別に荒れた中学ではなかったですが、それでも似たような感じでしたけどね。

 

ただ感覚的にですが昔と今とでは塾の位置づけは全く違う様に感じます。

私たちの時代の先生は塾に張り合おうというか?負けてたまるか根性?ライバル心むき出しというか?そう言う感じでした。

今の中学校(すべてかどうかわかりませんが)は塾ありきというか、すっかり塾に頼っている感じがします。

 

当時の先生

進学塾に通っていた優秀な同級生が学校でまだ習っていない範囲のワークを勝手に(良かれと思って)解いているのを見つけ、

すごい剣幕で怒っていたのを覚えています。

何ムキになってんねん?と横目で思っていました(笑)

今考えても怒る必要ないだろうと思いますが、少なくとも塾なんかに負けてたまるか!

というプライドがあったんでしょう。

 

今の中学校の先生

もちろんすべての先生がそうだというわけではないと思います。少なくとも私が耳にしただけの極端な話だと思いますが

英語が担当の担任が英語の点数が悪い生徒の3者懇談で

このままじゃ英語が心配だ。他の教科もついていけなくなるからクラブを辞めさせてでも今すぐ塾に行かせてください。

 

わからない問題を質問しに言ったら、

塾で聞きなさい!

と言われたとか・・・

 

色々と状況はあったかもしれないのでしょうが

プライドも責任感も感じない。もう塾ありきというか依存状態に思えます。

 

もちろん時代背景も違いますし、昔と今じゃ塾のウエイトも全く違いますので一概に比較出来ませんがね。

(繰り返しますがあくまで一部の先生の話だと思います。)

 

塾と学校とが敵対する必要もなく、もう少し連携出来たらいいなあと思うのですが

私が出来る事と言えば、

学校内では中々踏み込めないところまで(保護者様生徒ともに)向き合う事と

結局は当塾生の成績をしっかり上げることでしか貢献出来ないのかなあ・・・

 

私なりに出来る事コツコツの精神で頑張ります。