2017/10/08 誰しもがヒーローになりたい!そんなもんです。
今日から試験週間という事で土日開放デーです。
昼過ぎまで少年野球に参加し、シャワーを浴びて教室に入りました。
オフではないですが少年野球ネタ失礼します。
ボールの恐怖心が中々抜けず、上手にボールが取れない子供の話。
軽くボールが当たっただけで大泣きするし、何かと理由をつけていつも見学です。
お母さんも心配されている様でいつも見学に来て下さっています。
聞くとお母さんがいないと不安だそうで見に来てほしいとその子がお願いしているそうです。
そんな感じなので下級生もいるのにいつも打順は8番とか9番です。
でもね、その子、足はめちゃめちゃ速いし運動能力は高いはずなんですよ。
運動能力ではなく精神面の弱さだけです。きっかけさえあれば。
何とかしてあげたいんですよね。チームとしても育ってほしいし。
先日の練習試合。
何かのきっかけになればという想いで彼を先頭バッターに抜擢しました。
おい○○!今日の試合お前1番バッターな。
快足で敵をかき回して来い!頼むぞ!
事前に呼び出して声を掛けました。
びっくりした顔と緊張と、でもとてもうれしそうな顔でした。
見学に来られていたお母さんにも
今日先頭バッターで使いますから!
声を掛けました。
私がプレッシャーで見てられないです~((+_+))
なんておっしゃっていました(笑)
その試合。
彼は先頭バッターで出塁し、自慢の快足で盗塁を決め、結局3回ホームを踏みました。
大活躍でした。
今日が彼の転機になるかもしれないですね。
と、試合後お母さんに声を掛けました。
お母さんもその子もとてもうれしそうでした。
昨日の練習中
どこか守りたいポジションあるんか?
と、聞いたら言いにくそうに
一度でいいからピッチャーをしたい!
と打ち明けてくれました。
プレッシャーに弱いタイプなので少し驚きました。
そうか。それなら一度だけと言わず、どんどん練習してピッチャー勝ち取ったらいいねん!
よし!今からピッチング練習やるか!
彼のボールを受けてあげました。
とてもうれしそうにボールを投げていました。
またまたお母さんが見学に来られていたので、お母さんに
ピッチングの練習もさせる事にしました。
結構いいボール投げますよ!
と、声を掛けると
帰ろうとしていたお母さんでしたが、ピッチング練習が終わるまでずっと見学されていました。
子供って
野球だったら誰でもピッチャーしたいし、4番バッター打ちたい、
サッカーだったらエースストライカーになりたいものです。
誰もがヒーローになりたい。
そんなものです。
大人の先入観が邪魔になる事あるなあと勉強になりました。