塾長日記

2019/04/26 %が理解出来ない大学生が増えたという話

セルモの同志の先生のブログネタを拝借させて頂きます。

 

%が理解できない大学生が増えたという記事についてです。

 

日本の若者のレベルが落ちたという悲観的な内容だったように思うのですが・・・

もちろんある意味その通りかもしれないのですが・・・

 

悲観すべきことはそこではないと思います。

 

高校を卒業した年齢の人たちで%が理解できない人は昔から一定数いたはずです。

昔はそのような人たちは大学には入れませんでした。

ですが、今はそのような生徒でも受け入れる大学が増えたので、%が理解出来ない大学生が増えただけではないでしょうか?

 

そのような大学が増えた事が私は問題だと思います。

 

決して大卒エライ!高卒ダメ!と言いたいわけではありません。

 

その様な大学とそのレベルの大卒生を増やすのではなく、

もっと専門的な知識を習得する選択があってしかるべきだし、その様な道を多く作ってあげるべきだと思います。

 

今はなんとなく大卒の方が専門学校卒よりも優れているような価値観ですが

その価値観がひっくり返るとは言いませんが、同等に感じられる様な。

別に学校なんか行かなくても稼げる大人になる方法、選択肢は昔よりたくさんあるはずです。

 

%はわからないけれどすごい専門の知識がある人たちは、%がわからないとバカにはされません。

割り算が出来ないというピアニストさんがこの前テレビで笑い話にしていましたが、そう言う事だと思います。

 

これからはもっともっと専門性が問われる世の中になるでしょうし、

勉強が出来なくても一芸に秀でている人が稼げる時代になるでしょうし、

色んな選択肢があるはずで、可能性に満ちていると思います。

 

%が出来なくても入れる大学と大学生を増やすのではなく、もっと選択肢を増やしましょう!

 

とはいえ、個人的には義務教育の範囲くらいはそれなりに理解してほしいですけどね(^-^;

 

令和時代が子供たちに無限の可能性を与えられる世の中になりますように!